導入事例

株式会社直伝

ご利用中のサービス
インフラマネージド
サービスの高可用性を維持するインフラのプロフェッショナルサービス。 全体を俯瞰するアドバイスで、「落とせないライブ動画配信サービス」をサポート
導入前の課題
コロナ禍で顧客が急増。インフラリソースに対するアドバイスが必要だった。
サービス品質を担保するための効率の良い体制を模索していた。
顧客毎に最適なインフラを提供しており、ワンストップで相談できる窓口が欲しかった。
導入後の効果
レポートを活用したシステム分析とアドバイスで、プロアクティブな対応が可能に。
オンデマンドでエンジニアリソースを活用できるため、効率の良い運用体制を実現。
ベアサポートのサービス範囲を拡大すれば、相談窓口の一本化も可能に。
Q.直伝さまの事業についてお聞かせください
直伝 平山氏

2000年前後に、ネット専業で店舗を持たない「オンライン証券会社」という新たな業態が出現した際、「顔の見える(信頼できる)情報を届ける」ことを目的に、まるでFace to Faceで説明を受けているかのように、オンライン上で資料を見せながら、チャットを使ってリアルタイムで質問を受け付け回答するオンラインマーケティングツールを開発して、サービスを開始いたしました。それを契機に、いち早くインターネットを使った動画配信サービスを開始しました。特に金融分野においてはコンサルティングサービスとしてシステムを提供できる点が強みで、今も多くの金融機関のお客さまに利用いただいています。

また、これらで培った経験によって、安定したライブ配信サービスをパートナーと一緒にサービス展開し、医療系セミナーや会社説明会などに活用いただいています。また、これらのクオリティーを向上させるために、本格的な設備を備えたライブ配信・撮影スタジオを保有しており、収録と配信をワンストップで実現可能な点も強みです。

Q.導入サービスについて教えてください
直伝 平山氏

2017年からクラウド型の物理サーバサービスである「リンク ベアメタルクラウド」を、2020年10月から「ベアサポート」のインフラ監視・障害対応サービスと月10時間のエンジニアサポートをセットにした「マモル マネージドプラス」を導入しています。

Q.ベアサポートを導入した背景について、詳しく教えてください
直伝 平山氏

コロナ禍によって、多くのリアル展示会やセミナーが中止に追い込まれました。その代替策として「オンラインイベント」や「オンラインセミナー」を開催するために、当社のライブセミナーシステム「直伝Go Stream」のご利用が増えてまいりました。

お客さまが急増しても、サービスの信頼性や安定性を維持したうえで拡張していく必要があります。そのため、配信インフラを中心とした監視・障害対応サービスと、あらゆる技術的な課題についてプロフェッショナルエンジニアに相談できるベアサポートを導入しました。

これまでも何度か、リンクの技術担当者からデータベースやミドルウェアのチューニングなどについてアドバイスをいただいていました。インフラはサービスのコア技術ではありませんが、品質を担保するためには欠かせない領域ですので、動画配信が当たり前となり、顧客が急増したこのタイミングで是非お願いしたいと考えたからです。

「落ちないサービス」を提供するためには
トラブル防止のための事前対策を講じられる体制が不可欠だった

Q.どのようなお客さまが貴社動画配信サービスを利用されますか?
直伝 平山氏

もし配信が失敗しても主催者、視聴者ともに問題がないようなイベントやセミナーであれば、無料のライブ配信サービスなどさまざまな選択肢があります。
我々のサービスの特長を突き詰めていくと、コンサルティングと企画力、厳重な安定対策を整えたサービスインフラと、それを実現できるプロアクティブな技術やサポート体制を整えているという点です。

当社のサービスは、医薬品メーカーによる薬に関する説明会をオンラインで行う場合など、視聴者が大変貴重な時間を割いて参加するような重要なイベントやセミナーで利用いただいています。特別なゲストが招待される場合も多く、非常に重要な機会のため、動画配信サービスの失敗は許されません。医薬品メーカーだけでなく、金融機関向けのセミナーやイベントも同様ですね。最近では株主総会にもご利用いただくことが増えております。お客さまに、この日この時間に配信しますとお約束した以上、システムトラブルは許されないのです。

「落ちないサービス」を目指すためには、トラブル防止のための事前対策や、リソース状況に応じた対応策などを常に相談できる体制が必要であり、そのために、ベアサポートを導入しています。

監視データをもとに稼働状況をレポーティング。
サーバリソースのひっ迫に備えて事前の対策を

Q.ベアサポートの具体的な利用内容について教えてください
直伝 平山氏

監視ツールのレポートを利用したシステム分析など、サーバやデータベース状況を報告してもらいます。リソース状況の変化や、その兆候が見られた時に、社内のエンジニアと一緒に協議し、事前に対策を講じています。

常に余裕を持ったサーバサイジングをしているため、急なひっ迫は発生しにくいのですが、想定どおり余裕を持った状態が維持できているかどうか、リンク社のインフラエンジニアとアプリエンジニアが確認してくれています。

社内にもインフラエンジニアは在籍していますが、自社だけでは完結できないこと、目配りできないことがあります。インフラのプロフェッショナルからのアドバイスが欲しい、第三者の目でしっかりと検証して欲しいというニーズを満たしてもらっています。

インフラのコモディティが進む中、インフラエンジニアを社内に抱える企業は減っていくのではないでしょうか。一方で、お客さまが増加してもサービスの高可用性を維持したいと考えると、インフラエンジニアが必要になる局面が多々あります。オンデマンドでインフラのプロフェッショナルに相談できるサービスは非常に有り難いですね。

現在、新システムへの切り替えを準備しており、これまで以上に稼働状況を詳しく確認し、安定稼働をするまで一緒に対応していければと思います。

Q.ベアメタルクラウド以外のインフラも利用されていますか?
直伝 平山氏

これまで当社サービスを信頼し、継続して利用していただいているお客さま、特に日本の大手のお客さまは分析レポートなど詳細情報を求められることが多いため、信頼性があり柔軟な対応が可能なベアメタルクラウドとベアサポートが適しています。当社のボリュームゾーンでは200名から5000名程度の参加者に対応する動画配信サービスのため、その領域はベアメタルクラウドとベアサポートでしっかりしたサービスを提供する考えです。

外資系パブリッククラウドも並行して利用していますが、基本的には似て非なるサービスですね。外資系パブリッククラウドは、視聴者数が事前に予測できないシーンでは適していますが、トラブルが発生した場合の原因と対策レポート、技術的な相談は期待できません。

クラウドサービスを併用している企業が多いため、全体を俯瞰し客観的なアドバイスや相談が可能なパートナーが求められていると思います。ベアサポートの大きなメリットの一つは、ベアメタルクラウドを利用しているかどうかに関わらず、外資系パブリッククラウドを含めたさまざまなインフラに関して、アドバイスいただける点です。

プロアクティブなインフラ運用体制を持つために
必要なタイミングでオンデマンドで相談できる

Q.ベアサポートはどのような企業にお勧めですか?
直伝 平山氏

ベアメタルクラウドを利用しているかどうかに関わらず、システムの稼働状況のレポーティングやタイムリーに技術的な相談を求める企業、プロアクティブなインフラの運用体制を自社リソースで賄うことができない企業にマッチすると思います。そういった企業が、自社のエンジニアと同じように、必要なタイミングでプロフェッショナルなインフラエンジニアに相談できることが、今後非常に重要なことになってくると思います。

Q.ここまでお話しいただき、ありがとうございました。今後、ベアサポートに期待することがあれば教えてください
直伝 平山氏

サービス立ち上げ時からリンクにさまざまな相談をしてきました。どのようにインフラが設計され、安定したサービス提供にはどの観点で注視していくべきか、すべて理解していただいており、当社としては社内エンジニアの感覚で打ち合わせなどさせてもらっています。リンクの良さは、技術力やサポート力、そして一緒に実行いただける点です。

今後、ベアサポートの対象範囲を外資系のパブリッククラウドなど、対象範囲をさらに広げてもらい、全体を俯瞰したアドバイスをいただけることを期待しています。

本日はありがとうございました。
会社名株式会社直伝
事業内容オンラインセミナーシステムのレンタル・販売事業、ライブ配信サービス事業、動画製作事業、動画ホスティング事業 、オンライン金融サービスにおけるマーケティングサポート・コンサルタント事業、スタジオ運営事業
URLhttp://www.jikiden.co.jp/